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【 2003.7.24(木) 網走・オソンコシンノ滝・知床五湖・光苔洞窟
/ 297Km 快晴 】
呼人浦キャンプ場にテントを張ったまま知床を目指す。
天気は快晴で突き抜けるような青空。 9Rは久々の荷ナシ走行で車体も軽やか。 途中、原生花園に立ち寄り砂浜迄歩いて一休み。 北の海は厳しい表情しかないイメージだったので
サラサラの砂と可憐な花々に、不思議な印象を受ける。 夏の北海道は優しい景色に出会えるのね。
334号線を海沿いに北上。 北の海と空が、こんなに青くて綺麗だとは思いもしなかった。
地平線と水平線がブルーに溶けてなくなりそう。 あまりの開放感に心と体が踊る。大声で叫びたい衝動。
オシンコシンの滝は、かなり見応えあり。
目の前の水量に圧倒されます。 山登りしたら、滝の上が見えそうな感じ。
今日の一番の目的地は、『知床五湖』 道内で知り合った女性ライダーに薦められ訪れる事になりました。
知床は道内でも有数の自然が豊かな場所。 雪を残した知床連山を眺めながら走っていると
道路脇すぐの所で鹿と遭遇しました。 合わせて三頭。 親子でしょうか?
お昼、知床五湖に到着。 名前の通り、五つの湖があるのですが、
ヒグマの目撃情報の為、今は一湖とニ湖しかまわれない様です。 …残念。
五湖を歩いていると、あまりの澄んだ空気と水と緑の深さに、
人間の本来侵してはいけない領域に居るような気分になってきます。
鹿も居ればヒグマも居る。 それが本来の有り方。 静寂とおさえきれない生命の鼓動。
15:10五湖をあとにし、一気に知床峠を駆け上がる。 頂上は一寸先も見えない濃霧が立ちこめていた。
目を凝らし下界を望むが、無駄など努力。 世界は白いベールに覆われている。
帰り道を決める為、地図を見ていたら『光苔洞窟』の文字を見つける。
きっ、気になるー 結局、見物に。 感想、ある一定のポイントから見ると蛍光塗料みたいにひかるのね。
地味だが素朴に凄かった。 こうゆうの結構好き。 自然界の不思議ってやつですかね。
太陽を気にしながら羅臼峠を走る。 国後島をとても近くに感じる。 潮風が、やや冷たい。
キャンプ場に着いたのは真っ暗になってからでした。 近くの『網走湖畔温泉郷』で2時間程くつろぎ就寝。
さすがに、観光と300kmの移動は疲れました。 おやすみなさい。
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