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【 2003.7.14(月) 手塩・サロベツ原生花園・野寒布岬・浜頓別町 / 197km 曇りのち雨 】
有名なサロベツ原生花園へ行く。今年は異常気象で花の生育があまり良くないと管理の方が話していた。
しかし、ひたすら寒い。 名物の芋モチを食べながら暖をとる。
納沙布岬を目指しひたすら北上。北防波堤ドームを見つつフェリーターミナル内で昼食と情報収集をする。
(キャンプ場生活してると、新聞もテレビもないからね)
ニュースを見ていたら低温注意報が出ていた。どうりで寒い訳だね。
7月なのに気温10度しかない。 やってらんねー 寒い。
今夜は、ゆっくりした所で眠りたいなぁ。なんて思い、とほ宿『トシカの宿』に予約を入れる。
しかし、これが後々すごい裏目にでることになろうとは…
昼過ぎにツーリングマップル見ながら『最北端のほくれん』探してたら道に迷った。
(ベタだが最北端バージョンの旗に興味があったんだよー)
大通りから外れ、ホクレンを探しながら、しばらく走ってメーターを確認すると
すでに数十kmが経過。 「うーん。これは、いくらなんでも距離ありすぎ」
どうしようかと迷っいながら走っていたら、さらに数十kmが経過。
しかも、ガソリン入れ損ねてるから、残量も怪しい。
今更Uターンするわけにもいかないし、とりあえず地元の人に一番近いガソリンスタンドを聞く事にした。
…でもね。 人が居ないのよ。 だだっ広い牧場と直線の道があるだけで。
無闇に動くとガソリン減っちゃうから、バイクを路肩に止めて車が通りかかるのを待つ。
んーで、結局トラックが走って来たから、道の真中で手を振って停車してもらって、
道聞きましたよ。 (恥ずかしかったが、背に腹は変えられないのだ)
それから、更に南下してスタンドに寄り、
地図上で現在地の確認したら、かなり北の海側から離れた所にいたのです。
しかも、宿に5:00迄に着くように言われてて、時間的にも微妙。
その上、天候が悪化してきて寒さに加え強風と大雨にみまわれることに…
いつもだったら、近くのライダーハウスにでも逃げ込む所なのですが、
こんな日に限って、宿予約済みだしなぁ。(涙)
あー こりゃもう夕食のジンギスカン目指して ひたすら走るしかない!
宗谷岬は、あきらめルート変更しボロボロになりながら宿ヘ5:30ようやく到着。
速攻、他の宿泊客の方々と一緒に温泉へ。
浴槽の壁に何故か『九州・湯布院に次ぐ日本で2番目の美人の湯』って書いてあった。笑
宿に帰り夕食。ジンギスカンの食べ放題で幸せの絶頂へ!
就寝は10:00、疲れていて談話するエネルギー有りませんでした。
ペアレントさんや他の旅人さんと話せなくて、少し残念な気もしましたが睡魔には勝てませんでした。
※ ホクレン = 道内に多く存在するガソリンスタンドの名前
給油するとオリジナルの旗を貰える。(セーフティ・サマー期間内に来店したライダーのみに配布)
道北(青)道央(黄)道東(緑)の3色に加え、限定の旗を配っているスタンドも存在する。(例・最北端バージョンなど)
初めは全く集める気が無くても、給油を繰り返すうちに収集してしまう魔力を持った旗。
所持している旗の色によって、ライダーが北海道のどの辺りを回ってきたかの目安になる。
ちなみに、短期間滞在のライダーやチャリダーなどの旅人にあげると意外と喜ばれたりするので、
なかなか優れたコミュニケーションツールになる。記念品としての価値も有り。
但し、ポールが長いので集めすぎると邪魔。
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